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2018年6月13日水曜日

流れ星への願い(続き)


全能の神からみれば、人間の知恵もニワトリ程度にしか映らないでしょう。我々が血眼になって努力する有り様は、ちょうどニワトリが金網に体当たりを繰り返すのに似ているかもしれません。解決への圧力が高ければ高いほど、目先的な手段以外には考えが及ばなくなる点は、問題解決に携わる者の心に留めるべきことです。

   第3の特徴は、閃きの多い人はよく感動することです。よく驚く人、何を見ても素直に心を動かす人、何度見た夕日にもその本来の美しさを感じる人などは、斬新なアイデアを出す人に多く見られます。感動とは、意識上に構成された心の固い枠組みが揺り動かされることですが、このとき従来とは異なった考えができるのです。

 以上まとめれば、よい閃きに至る条件として、次のことがいえましょう。

意識上での問題意識の強い刷り込み
リラックスした状態の無意識下で行なう案の試行錯誤的結合
何に対しても素直に心を動かしやすい性質

  さて、言い伝えとして、‘流星に願いをかければ叶えられる’というのがあります。流星がみえるのは一瞬です。その短い間にもすぐさま自分の願いが述べられるのは、その願いがよほど強く、かつ、絶え間なく心の中で保持されたものであることです。すなわち、その人の心は、外で起こるあらゆる事を自分の願望と結び付けて利用する準備が整っているということです。そのような願いは、かなえられる確率が高いのです。

流れ星の言い伝えは、本当なのです。

想いを叶えるには、強く願わなければいけませんね。
         



        


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